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    インタビュー1-3
第1回 :「先生のお仕事」を教えてください


教育実習だけでは見えてこない部分や、社会人選考枠・資格認定試験受験生は、教育現場のことがわかりません。現役の先生のお話により、多面的に教師という職業を理解することや、教育への思いが深まることを願っています。


たいへん魅力のある仕事



―― 以前は塾の先生というお話ですが、塾ではなく学校の先生を目指されたのはどうしてですか?  


塾業界は私にとって修行の場と最初から考えていました。授業力が向上し、保護者との付き合い方を学びました。通信教育で免許を取得しましたので、それを機会に小学校教員になりました。




―― なぜ、教職課程ではなく通信教育で教員免許を目指されたのですか?


私の通っていた大学には小学校免許を取得する過程はありませんでした。しかし、高校の時の先生から「小学校教員を目指すのはよいけれど、これからの時代、違う校種の免許も取得して、幅広い視点を持っていたほうがよい」というアドバイスを頂いたので、認定試験や通信教育での小学校教員免許取得を念頭において、大学に通いました。




―― 採用試験では、通信教育での取得者ということで有利不利はなかったですか?


通信で免許を取得したことについては「たいへんな努力をされたのですね」という高評価を頂きました。




−− 資格認定試験・教員採用試験合格の秘訣はありますか?


情報をしっかりと集めて、万全の状態で受験をすること。それにはサンチャゴさんのサイト「教員ドットコム」が最適です(笑)!




■ 全力で取り組んで欲しい



―― 先生の今後の抱負を教えてください。


自分の授業メソッドを確立すること。私はある科目を専門にやっているのですが、私の作るメソッドを使えば、誰でも魅力ある授業を展開できるようにしていければと思っています。




―― もしよろしければ片鱗だけでも先生のメソッドを教えていただけますか?


私の学校の中では大ブームとなっていますが、まだ秘密です。
そのうち、聞こえてくることでしょう。(そうなるとよいな!)




―― これから約1年教壇に立つまでに、どのような経験を積むとよいでしょうか。


今は警備の問題で、一般的な学校見学に参加するのは難しいかと思いますが、教員関係者を探して、いろいろな学校を見学しておくとよいと思います。もちろん公立の学校を選ぶとしても、いろいろな学校を見学した経験は活きてきますので、ぜひ学校見学をお勧めします。




―― 最後に受験生へメッセージをお願いいたします。


小学校教員はたいへん魅力のあるお仕事です。ですが、それだけ苦労もあります。途中で投げ出してしまうようなことがないよう、しっかりと教員というお仕事について、事前に調べておくのがよいかと思います。子どもたちにとっては、新任の先生であってもベテランの先生と変わらない1人の先生なのですから、「まだ新任だから…」といった気持ちを持たずに、全力で取り組んで欲しいと思います。また、教員になりたい!という熱い気持ちを、ぜひ私が管理人をしています【熱討版】にぶつけてください。


【熱討版】http://6550.teacup.com/anyone/bbsでお待ちしております。


                                                              (了)

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