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    インタビュー3-3
    第3回 : 伝説の教師プロジェクトをおえて 


教育と一言でいっても様々です。そして教育へのアプローチも様々です。
集団ではなく、1人の力でも、また教師でなくても、学生でも、否、小さな力だからこそ、逆にできることもあるかもしれません。今、自分にできること。




「夢」「目標」「キャリア理解」


―― なぜ新山さんは教師を目指されたのですか?


自分の生き方を多くの人に示したかったかったから。私の子ども時代から、どのように感じてその時その時を生きてきたか、ということを現在の私というものを通して伝えたいですね。また、自分の一番身近な職業であったからということもあります。




―― 新山さんの理想の教師像は何ですか?


「夢」「目標」「キャリア理解」をもち、常に教育に熱意を持っていることです。
私は夢を持ってがんばっている人に出会いました。その人はとても強い人でした。夢は人を強くします。


そして、その夢を実現させるためには、目標が必要です。目標をもち、達成させることができない人は、他人の目標を達成させることも出来ないと思います。そういう意味では、原田先生の目標設定用紙などは本当にタメになりました。


キャリア理解は教師になり、子どもたちに夢を伝えるときに必要な知識となります。子どもの将来に関して責任を持つ立場の人が、社会にある多様なキャリアを理解していないというふうになると、かなり無責任のように感じるからです。


熱意は、夢と同じで教育に対するエンジンです!エンジンがないと、車も人間も動きません。私は「熱意」をもって何かをしている人が大好きです。


熱意とは、要するに「腹をくくる」ことだと思います。それを自分の人生の軸(理念のようなもの)というふうに決め、それに向かって突き進む事だと思います。




―― 理想の教師になるために今取り組まれていることを教えてください。


教育関係に関わらず、様々な分野の人に会いお話をすることです。


振り返ってみても、僕の行動力の源は様々な方と出会い、尊敬できる人を見つけ、その人に追いつきたいと思ってきたところにあります。










■ 新山さんのクレド(信念)は何ですか? 「思いやりです」


―― 義家先生は、「次の教育界で中心となるのは今採用されていく教員のあなたたちです。あなたたちの力で変えることができます。」のようなことをおっしゃっていました。新山さんが教育界を変えるとしたら、何をどんな風に改革していきたいですか?


教師の世界の「閉鎖的な感じ」を払拭したいです!




―― 具体的にはどのようなことを考えていらっしゃいますか?


教員志望の学生の大きなコミュニティ(全国的なもの)を考えています。


伝説の教師プロジェクトをスタートする前に、様々な大学の教員志望の学生同士が集まり切磋琢磨しているコミュニティを探してみたのですが、全くと言っていいほどありませんでした。予想でしかありませんが、教員志望の方はあまり外の方に目を向けない傾向がある(外とは自分が所属しているコミュニティの外側)のではないかと思っています。


私が、コミュニティ形成を目指しているのは、世の中には様々な人がいて、沢山の人に会い話をし、自分の価値観や考え方などを磨いていってほしいからです。
また、全国的なものにする狙いは、小さな輪よりも、大きな輪になったほうが強いと思うからです。
100人が1000人になると、単純に10倍の人の考え方・情報などを知ることができます。


これからはもっとコミュニティを広げるということに焦点をしぼり、全国的なネットワークを広げたり、小さくても新しいプロジェクトを数多く立ち上げていきたいですね。




―― すでに何か動き出されていますか?


大阪の方で2月に全国の教員系の団体が集まり、キックオフミーティング的なものを開きます。




―― 新山さんは新たな夢目標に向かって動き出されているわけですね。それでは、最後に、NEPの後輩に、そして全国でこのようなプロジェクトを考えている仲間へのメッセージをひと言お願いします!


イメージさえ出来れば、絶対に実現できます!
一歩を踏み出すのが大変なのです。まずは軽く一歩を踏み出しましょう。




―― お忙しいところ、ありがとうございました。 


いえいえ、こちらこそこのようなご質問を頂きありがとうございます!自分の中でも深まりました。






(了)
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■ 教育系学生団体 NEP
  http://ameblo.jp/nep/


 一緒にNEPとプロジェクトをしたいという方は
 まずはinfo_nep#yahoo.co.jpにご連絡を。(←♯を@にかえて送信)


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