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 第1次試験


 ■1次試験内容■

1次試験は五者択一問題・マークシート解答です。

以下、文科省HPからの抜粋+補足です。

○一般教養科目…人文,社会,自然の3分野及び外国語(英語)に関する事項
 大学卒業者等は免除になります→大卒者が解いてもかなり難しいです!!

○教職に関する科目(I)… 教育原理,教育心理学,特別活動,生徒指導等教職に関する専門的事項
 いわゆる『教職教養』です。教員採用試験+αくらいの内容でしょうか。
 『道徳』や『特別活動』、『総合的な学習』も合わせて出題されます

○教職に関する科目(II)…小学校の各教科の指導法及びこれに付随する基礎的な教科内容
(ただし,受験にあたっては,音楽,図画工作及び体育の各教科のうち2教科以上を含む6教科を9教科の中からあらかじめ選択すること。)

教科は9つのうち6つ選んで受験することになります(3つ選ばなくてもOK)。
認定試験では採用試験より少々難しいものが出題されています。
算数で言うとセンター試験並、つまり高校2年程度までの内容が出題されます。
どれを取ってどれを捨てるかが重要なポイントになってきます。
年度によって難易度が変わるので、運もあります。 『教職に関する科目(II)』では選択した6教科の合計点が6割を超えていればいいようです。


  

 ■1次試験対策■



○ 共通


まず、簡単な問題集を一読します。



次に、過去問をすべて解きます。時間がない場合は、いきなり答えを見ます。文科省の解答は解説がないため、ある程度内容を自分で調べる必要があります。調べていく中で、出題傾向がつかめ、教職教養の学習度が進みます。


過去問の研究がもっとも大切です。しかし、極端に難易度が高い問題、捨問もありますので、重箱の隅をつつくような問題に時間をとられないようにします。



過去に出題された問題を見て、どういった事を問われる試験なのかを理解し傾向をつかみ、その上で、傾向に沿って問題集や、参考書で勉強していきます。






○教職に関する科目(I) 教職教養


教員採用試験用のものがそのまま使えます。
教職教養の頻出問題 (時事通信社)
オープンセサミシリーズ 全2巻(東京アカデミー)
教職教養ランナー(東京教友会)
などが人気があるようです。


指導要領や教育法規などのセオリー通りの問題のほか、調べないと絶対分からないような教育史などの問題も出題されます。


合格基準点の6割を取るためには『勉強していれば確実に取れるような問題』をけっして落とさないようにし、あとは5択でカンをフルに働かせてがんばるしかないです。


教職教養はこれ1科目で6割を超えないと(全科は6教科の合計でOK)アウトになるので、こちらに重点をおいて勉強することをおすすめします。






○教職に関する科目(II) 小学校全科


科目にもよりますが、まず指導要領(解説)を熟読です。
小学校全科ランナー(東京教友会)
オープンセサミシリーズ 小学校全科(東京アカデミー)
などが要領よくまとめられています。


あとは算数などは高校の教科書や問題集を復習したり、
生活科などは新聞など身の回りの情報に関心を持つといったところでしょうか。
教員向けの『教科書ガイド』なども有用なようです。



 ■よくある質問■
⇒第1次試験のよくある質問はこちら
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