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願書を書き進めるために知っておきたい10の技

(1) 志望動機と自己アピールを掘り下げる

面接では、志望動機と自己アピールが中心に聞かれます。面接官は、「自己推薦書」をもとに質問します。志望動機と自己アピールは、面接当日までに仕上げるのではなく、自己推薦書を仕上げるときまでが期限です。面接対策のページを参考に準備をしておきましょう。

 

(2) 他の人の文章を読む

自己アピール文の参考書やインターネットで「自己PR 画像」で検索すると、様々なモデルを読むことができます。たくさん読むことでイメージをもつことができます。

 

(3) 自治体の望む人物像を押さえる

英語教育に力を入れている自治体であれば英語、ICTに力をいれている自治体であればそれに該当する経験を記載すると効果的なアピールになります。求められている人材を踏まえ、自分の経験や理想を記述します。あまり的外れな内容だと、勉強不足、他の自治体の焼きまわしと思われてしまいます。

 

(4) 見た目や雰囲気で伝わらないことを書く

明るさや元気さ、笑顔などは、面接の雰囲気で伝えられます。面接だけでは伝えられないことを書きます。大人しそうな雰囲気で「海外20か国以上経験有」や、活発そうで「〇〇を長年続けている」など面接時の雰囲気では伝わらないことを書くことで伝えます。

 

(5) 知徳体をバランスよくアピールする

バランスよく、テーマを決めて書くようにします。趣味では、知的な面をアピール、特技では体力的な面をアピール、部活動では人間性の部分をアピールなど、知徳体それぞれでアピールできるようにします。

 

(6) 自治体をヨイショするのではない

なぜ〇〇の自治体を希望するかは、自治体の魅力を延々と語って終わらないようにします。基本文は「この自治体は〇〇に力を入れている。私は今まで〇〇をやってきて、この経験をいかせられると考え志望しました」です。

 

(7) 一工夫して書く

恩師に憧れて、アルバイトやボランティアで学んだことなどは多くの受験生が書きます。読み手が質問したくなるような、もっと聞きたいと思えるように内容を工夫します。

「恩師に憧れて」→「14年目にして最高の授業に出会いました」

「責任感があります」→「任されたことはどんなことがあっても必ずやり遂げてきました」

 

(8) 面接官が聞きたくなるキーワードを書く

「優勝3回」、「4つの代表経験」、「企画部長」、「日本三名湯巡り」、「サークルを立ち上げた」、「インターネット勉強会」など、質問したくなるようなキーワードを書きます。そして聞かれたときに自己アピールや志望動機につなげられるように準備をしておきます。何が聞かれるか不安で面接に挑むよりも、余裕をもって面接を受けることができます。

 

(9) 欄はすべて埋める

趣味や部活など書き込む欄は沢山あります。ほとんど書くことが見当たらないという場合でも、写真を見たり、思い出の品をいろいろ探ったりすると、書く材料は集まります。また、埋めることそのものをやる気ととらえる面接官もいます。空欄がないようにします。

 

(10) コピーをとって、読み直す

提出する前にコピーをとっておき、面接までに何度も読み直します。コピーを忘れると、何を書いたか分からなくなり、面接で話すことと書いてあることに違いが生まれてしまいます。


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