(1) 「成績のよい人」と「成績の悪い人」のたった一つの違い
子どもの頃を思い出してみると、「ある子はすべての科目で成績がよい」逆に、「ある子はすべての科目で成績が悪い」と、二極化しています。これには理由があります。頭の善し悪しはほとんど関係ありません。すべての教科ができる人は、学習法を身に付けている人です。
学習法を身に付けているかどうかで、勝負が決まります。職場で仕事を覚えるときにも通用できるので、一生涯活用できるスキルです。まず身に付けることは、知識ではなく、学習法です。正しい学習法を身に付けてから、知識を吸収していくようにします。
(2) あなたにとっての最強の学習法
続けられる学習法が、結果的に最も学習効果が高いものです。最も重要なことは繰り返すことです。繰り返すことができない学習法は避けるようにします。
(3) 一芸は道に通ずる
自分が「好き」か「得意」な科目を1つに絞り、高得点が取れるまで、徹底的に磨き上げます。高い完成を目指す過程において、「自分に合った学習スタイル」がみつかるはずです。その「学習法」を、ほかの科目にも応用することで効率よく学習ができます。
(4) 学習法をアレンジする
合格者は、誰一人として全く同じ方法で学習していません。アドバイスや学んだ学習法を、自分に合うように試行錯誤して、自分のやりやすいように工夫しています。
(5) 本当に合理的な方法とは
合理的な学習は、楽な方法でなく、「かけたエネルギーに対して、成果の比率が高い」ものです。学習は必ずしも楽なことばかりではありません。面倒を避けて、楽をしよう、簡単にしようを追い求めると、結局非効率な学習になってしまいます。
(6) 学習法を活用する唯一の方法
学習法の本を読むと、頭がよくなった気がしますが、実際には学習は進んでいません。実行しなければ無意味です。自分の学習に取り入れてこそ意味があります。これは自分に合ってそうと思ったら、まずやってみる。そして続けて成果を確かめるようにします。
(7) 正しい学習法
① 試験で求められていることを徹底して研究する。
② 求められているものと現在の自分とのギャップを知る。
③ 自分に合った学習法を身に付ける。
④ ギャップを埋める学習をする。
◎ 求められていることを知る方法
① 合格体験記をたくさん読み、共通項を探す。
② 合格者に直接会って、インタビューする。
③ 合格を研究した本やサイトを読む。
④ 試験者側の発信した情報を集める。
◎ 様々な学習法
教員採用試験の教科書参照
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