1.学習する目的を明確にする
学習する目的が明確であれば明確であるほど、計画の実現性と合格率が高まります。
・どのような夢をかなえたいのか
・目的を達したら得られる目に見えるものリスト
・目的を達したら得られる目に見えないものリスト
・目的を達したら得られる社会へのよい影響力リスト
2.受験自治体
受験自治体がどこかによって対策が異なり、学習計画も変わってきます。日程調整ができれば、併願もできます。
3.自分の実力
自分の現時点の実力は「スタート地点」です。人によってスタート位置は異なります。自分の能力はどの程度か。得意なこと・苦手なことは何かを考えます。自分に合った学習計画を作る必要があります。
4.試験当日までの残り時間
スケジュールを立てる時期で段取りが変わってきます。
5.1日の学習時間・1週間の学習時間・1ヶ月の学習時間
1日どれだけ学習できるのか。1週間だとどれだけできるのか。1ヶ月だとどうか。学習ができる時間を、計画のズレも考慮し、余裕をもって計算します。
6.試験までに取り組まなければならない量
何をどれだけ学習しなければいけないのか、その量が現実的なものかを考えます。ここでの量は、1度やったらおしまいではなく、身に付けられる分量のことです。科目ごとのバランスを考えたり、参考書を変えたり、内容を削ったりすることで達成できる量に調整します。
7.年間計画
基礎力養成期、実力養成期、直前期、2次対策期の4つの期間に分けて計画を立てます。模擬試験の日程を入れることで中間目標ができます。
8.試験に関すること以外の日程
教育実習、学校の試験、部活の合宿、仕事の繁忙期、家庭のイベントなども書き出します。これらの日は学習時間が取れないと事前に確認しておきます。
9.日々の計画
1週間単位で計画を立てます。学習時間よりも、何をするかという「学習内容の量」で計画を立てるようにします。時間が遅れた場合は挽回できませんが、内容の場合は挽回できます。復習リストも計画に入れます。1日の予定は、週頭か、前日に作ります。
10.合格後の計画
合格で燃え尽きるのではなく、合格がスタートです。受験終了後から採用までのスケジュール、初任のときに取り組みたいこと、3年後、10年後、20年後など、合格後の計画も考えます。将来の夢が試験勉強の力になります。
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