(1) 受験自治体の試験内容を確認する
試験の時期(1次試験、2次試験)、字数、時間、過去に出された課題、分かれば評価項目、記入用紙など、試験内容を確認します。
(2) 論作文対策の本を入手する
書くためには、多くの論作文を読むことです。中規模以上の書店にいくと論作文対策の本がならんでいます。その中で模範解答が多く書いてあるものを数冊選びます。
近くに書店がない場合はインターネットで購入します。過去の年度ものであれば、数百円で購入できるものもあります。古本も活用して多めに購入します。
公務員試験対策用や、国語の世界で有名な先生の本もありますが、出題テーマがそれないように「教採用」の論作文対策本を選びます。
(3) たくさん読む
2~3冊読むと、教採の論文ではどのようなテーマが出題されるのか、どのように書けばよいのかが分かってきます。複数冊読むことで、重要なポイントが分かり、偏りのない視点をもてます。
すべてを読むと多くの時間を要します。学習時間を読む時間にするともったいないので、リフレッシュタイムに読んだり、隙間時間に読み進めたりします。
(4) 実際に書いてみる
ある程度知識を入れた後に、実際に書いてみます。まずは時間をかけてでも、書き上げることを目標にします。
書き上げた後、よりよくなるにはどうしたらいいか推敲したり、同じテーマの模範解答と見比べたり、先生や友人に添削してもらうなどしてブラッシュアップしていきます。指導を受ける場合は、書いてすぐ読んでもらうのではなく、3日間寝かせて推敲し、その後読んでもらうようにします。
ある程度書けるようになってきたら、受験自治体の制限時間・字数で書く練習をします。
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